自走用標準型車いす
簡単な説明
   車椅子は下肢や体幹などに障害があるか、高齢で長い時間歩いて移動できない人のための移動用補助用具で、座位を保つためにの”いす”の部分と、移動するための”車輪”が基本的な構成要素です。
 自走式車いすは、一般的には後輪の外側についているハンドリムと呼ばれる輪を押して進むタイプのものです。
選び方・使い方
 本人に適合し、無理のない安定した座位が継続できるものでなければなりません。車椅子の調整要素はシートの幅や奥行きに始まり、アームレストの高さ、フットレスト位置など数が多いです。身体側も体格だけでなく、座位保持能力の差や拘縮の有無など様々な状況があります。この両者のフィッティングを行うためには十分な知識が必要であり、できる限り専門家に相談した上で選択することが望まれます。
 
普通型電動車いす
簡単な説明
 電動車いすは、車輪を電動モーターで駆動する車いすで、上肢に力のない人でも、ジョイスティックなどのコントロール部を操作できれば使用することができます。
右は、電動三輪車・四輪車と呼ばれることが多く、専ら屋外を走行する目的の製品です。道路交通法上は(電動車いすに乗った)歩行者とみなされ、運転免許は不要です。但し、最高速度は時速6Km以下に制限されています。座席の下にバッテリーを積んでいるため相当の重量があります。
 
 
選び方・使い方
 電動車いすの重量は80kgを超えるものもあり、段差などを越えるために持ち上げるのは無理なこともあります。使用環境やバッテリーの残量には特に留意する必要があります。
 
介助用標準型車いす
簡単な説明
   介助用車いすは、移動に必要な操作を介助者が行うことを前提とした車いすで、JIS規格では、前輪がキャスターで後輪のハンドリムはついていないものを指します。
選び方・使い方
 基本的なことや、本人への適合の大事さについては、自走型とまったく同じですが、全介助が必要な状態の利用者が乗ることが多いことも考えると、介助者の介助動作のしやすさも選択の重要な要素です。
 なお、選定の際は介助者の意見ばかりが強調されると、安いもの、軽いものを志向し、本人の問題がなおざりにされがちです。自走式同様、本人の意志や身体への適合を重視し、専門家の相談を受けて選定することが望まれます。