附属病院では、骨・関節疾患(整形外科)及び脳血管疾患(脳卒中等)の患者さんを中心に治療をしています。整形外科専門医による骨・関節手術等を実施し、特に近年内視鏡・関節鏡による低侵襲手術も積極的に導入し外科的療法や保存的療法を実施しています。
特に入院治療においては、平成15年5月に総合的リハビリテーションを実施する回復期リハビリテーション病棟を設置しています。
附属病院 院長 森本 高史
外来診療部門
外来診察では、X-P・CT・MRIなどの画像診断及び各種諸検査の上、専門医が診断を下しています。治療は主に痛みを緩和する局所のブロック注射や投薬、生活指導、リハビリテーションを実施しています。また保健師・看護師が生活習慣病や在宅療養のための相談指導・健康教育を実施しています。
リハビリテーションについて
手術部門
腰椎(すべり症、分離症、椎間板ヘルニア)、変形性関節症(膝、股、肩、肘、手)、腱断裂、骨折、腫瘍等に対し麻酔専門医のもと外科的手術を行っています。
入院診療部門
一般病棟
一般病棟は、整形外科的疾患で手術的・保存的療法が必要な人が入院しています。手術患者様には術前及び術後継続した管理を行い術後早期よりリハビリテーションを実施しています。
回復期リハビリテーション病棟は、病態がほぼ安定した後、機能障害の改善やADL(日常生活動作)の自立・向上、自宅復帰、介護負担の軽減などを目的として医師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・社会福祉士・介護福祉士等を病棟に配置し共同でリハビリテーションプログラムを作成し、これに基づくリハビリテーションを集中的に実施しています。